エイコサノイド

アラキドン酸とエイコサノイド

小さい頃に遊びに夢中になって転んで怪我をしたとかありませんか。
また大人になっても不注意で怪我をしたなど怪我の大きい小さいはありますが、一度は怪我をした経験はあるはずです。
小さな擦り傷程度だと少し出血をしたらすぐに血が止まり、その後カサブタとなり傷が癒えますね。
ですが、深い切り傷や捻挫、骨折などの大きな怪我を負ってしまうとなかなか治癒に時間がかかりますよね。
時には炎症が起こり、治癒するまでが結構辛かったりします。
なぜ炎症が起こってしまうのでしょうか。

体に細菌やウイルスなど有害物質が入り込んできた時に体はそれらから自分の身を守ろうと働きます。
つまり炎症は体が有害物質と戦っている時に起こってしまうのです。
通常は有害物質を排除したら炎症は治まります。
しかし、有害物質が体内に入り込んできた時に炎症しない場合があります。
炎症反応は見られないと治癒に時間がかかります。
また炎症反応が過剰に起こってしまうと健康な体の部分を傷つけてしまうこともあります。

では、炎症はどのようにコントロールされているのでしょうか。
炎症の始まりから終わりまでエイコサノイドという物質がコントロールしています。
このエイコサノイドという物質はアラキドン酸から必要に応じて変化する物質のことです。
エイコサノイドは必要な箇所で使用した後にすぐに代謝されてしまいます。
必要な時に不足していると治癒に時間がかかってしまいますので、是非ともエイコサノイドは不足しないようにしておきたいですね。

エイコサノイドの元となるアラキドン酸は必須脂肪酸の中の一つになります。
必須脂肪酸は自ら作り出すことが出来ない為に、必須脂肪酸を含んでいる食物を食べることにより、体内に取り入れることになります。

エイコサノイドが不足してしまうと体内のバランスが崩れやすくなります。
とは言え、体内で不足しているなんて分かりませんよね。
まずは、偏食せずにバランスのよい食事を食べながら、健康な生活を送ることが大切ですね。